「武器を置いても平和には至らない」「それは平和ではなく占領だ」

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ウクライナ団体にノーベル平和賞授与 「武器は置かない」、支援訴え―ベラルーシ活動家も

 【ロンドン時事】2022年のノーベル平和賞の授賞式が10日、ノルウェーのオスロ市庁舎で行われ、共同受賞者のウクライナ人権団体「市民自由センター(CCL)」、ロシア人権団体「メモリアル」、ベラルーシ人権活動家アレシ・ビャリャツキ氏に記念メダルと賞状が贈られた。CCLのマトイチュク代表はロシアのウクライナ侵攻に関し「武器を置いても平和には至らない」と強調し、ウクライナ支援の継続を世界に訴えた。

 ビャリャツキ氏は収監中のため、妻ナタリヤさんが代理出席。メモリアルからはラチンスキー代表が招かれた。

 マトイチュク氏は、「ロシアは私たちの抵抗をやめさせ占領するため意図的に市民に危害を加えている」と強く非難。「ウクライナの人々は世界の誰より平和を望んでいるが、攻撃されている国が武器を置いても平和に到達できない。それは平和ではなく占領だ」と語り、抵抗への連帯を呼び掛けた。

 ラチンスキー氏も侵攻を「異常で犯罪的な侵略戦争」と表現し、ウクライナの抗戦をファシズムと呼ぶロシアのプロパガンダは第2次大戦中のソ連軍による「真の反ファシスト戦争」の記憶をゆがめると指摘。ビャリャツキ氏のメッセージを代読したナタリヤさんは、ロシアのプーチン政権はウクライナをベラルーシと同じロシアに従属する独裁国家に仕立てようと望んでいると指弾した。

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