イデオロギーと生命
ようやくメルケルが口を開きました。ウクライナ大統領に名指しで「ジェノサイド(集団殺害)」の現場を見に来いと言われたからです。それでも、イデオロギーの塊のメルケルは自己批判せず正当化しています。EUの明主といわれメディアにもてはやされた正体は、東ドイツ生まれの左巻きという訳です。安倍さんが話がかみ合わないのも頷けます。
EUやイギリス等、各国のトップがウクライナへ訪れていますが、ドイツの大統領はウクライナ側から‟拒否”(笑)。そりゃそうでしょう。2023年に原発を廃炉する計画は計画通り。ジェノサイドがあった日から今までに1500億ユーロを支払っているのですから、ウクライナはロシアはドイツからの支払金で軍事費を賄っているというのも的を得ています。
ウクライナのNATO早期加盟、阻止は妥当だった メルケル前独首相
4/5(火)
【AFP=時事】ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)前首相は4日、2008年の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議でウクライナの早期加盟を阻止した自身の判断について、妥当だったと擁護した。
NATOは2008年、ルーマニアの首都ブカレストで開いた首脳会議で、ウクライナなどの早期加盟問題について協議したが、独仏両国を中心に反対論が優勢となり、合意できなかった。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は当時の独仏の姿勢について「判断ミス」だったと批判。ロシア軍が民間人を虐殺したとされる首都キーウ郊外のブチャ(Bucha)の名を挙げ、「メルケル氏とサルコジ氏(2008年当時の仏大統領)をブチャに招待する。14年にわたる対ロシア譲歩政策の結果を見てほしい」と語った。
メルケル氏の報道担当者はこれについて短い声明を出し、「2008年のNATO首脳会議における自身の判断を現在も支持している」とした。
ドイツは当時、ウクライナの早期のNATO加盟について、政治条件が達成されておらず、時期尚早とみていた。
昨年退任したメルケル氏は、かつて自由主義陣営のリーダーと称賛されていた。しかし、ロシアのウクライナ侵攻を受け、対ロシア融和政策によってドイツと欧州を脆弱(ぜいじゃく)化させたとの批判も出ている。
特に、ドイツがエネルギーをロシアに大きく依存していることが問題となっている。天然ガスの輸入全体に占めるロシア産の割合は2014年には36%だったが、今年2月のウクライナ侵攻時には55%に上っていた。
米国をはじめとする同盟国はロシア産エネルギーの全面的な輸入禁止を求めているが、ドイツはロシア産への依存度が高く、慎重姿勢を貫いている。【翻訳編集】 AFPBB News
ウクライナ、独大統領の訪問拒否 過去に親ロ政策を推進
4/13(水)
【AFP=時事】ドイツのフランクワルター・シュタインマイヤー(Frank-Walter Steinmeier)大統領は12日、他の欧州連合(EU)加盟国首脳と共にウクライナ訪問を提案したものの、ウクライナ側から拒否されたことを明らかにした。
元外相のシュタインマイヤー氏は、過去にロシアに友好的な姿勢を取ってきたことで国内外から批判が集中。最近になり、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に対する親善的な姿勢は間違いだったと認めていた。
ポーランドの首都ワルシャワを訪問した同氏は記者会見で、欧州が団結してウクライナとの連帯を示すため、ポーランド、エストニア、ラトビア、リトアニアの大統領と共に今週中に首都キーウを訪問する予定があったが、「キーウではこれが望まれなかった」と述べた。
独紙ビルト(Bild)は匿名のウクライナ外交官の話として、「シュタインマイヤー氏がロシアと密接な関係にあることは誰もが知っており(中略)キーウでは現時点では同氏は歓迎されない。それが変わるかどうかはこれからだ」と伝えた。
シュタインマイヤー氏は社会民主党(SPD)所属で、大統領としては2期目。アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)前首相政権下では2度外相を務めた。長期にわたってロシアに友好的な姿勢で知られ、ロシア産の天然ガスをドイツに輸送するパイプライン「ノルドストリーム2(Nord Stream 2)」の建設計画を推進していた。同計画は、ロシアによるウクライナ侵攻を受け停止されている。
欧州首脳では、ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)英首相やウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)欧州委員長が先週から今週にかけて相次いでウクライナを訪問。一方、ドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相はロシアの侵攻開始後にウクライナ入りをしていないことが批判されている。【翻訳編集】 AFPBB News
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