おもしろい

イーロン・マスクはおもしろい。Twitterに対する不満をぶつけていたと思えば株式買収!これを受けてTwitterはマスク氏を取締役にしたと...まあ、日本のマスコミはここまでの報道です。これはTwitterによるマスク氏からの買収防止策で、取締役になると14,9%以上の株を保有できないのです。つまり、Twitterは取締役にしてしまい時間を稼ぐ。マスク氏も分かっていて取締役に就任。改革案を出し受け入れられればヨシ、ダメなら自らプラットフォームを立ち上げるでしょう。まさに、資本主義のゲームです。チャイナやロシアがいくら頑張ったところでゲームが無いのでイノベーションが生まれません。パクったものと派生品しかないから足元が弱いのです。自ら挑むことなしにパクった方が早いという民族。しかし、ゲームで戦うと勝っても負けてもエネルギーを使う代わりに、ゲーム前には考えもしなかったことが起き、それが蓄積することで足場が固まるものです。


マスク氏のツイッター取締役就任 早わかりQ&A

2022 年 4 月 6 日 13:18 JST

 米ツイッターは5日、米電気自動車(EV)大手 テスラ のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が同社取締役に就任することを発表した。その前日にはマスク氏が、ツイッター株の9.2%を取得したことを明らかにしていた。

 これまでマスク氏はツイッター上で8000万人超のフォロワーから注目を集め、同社のサービスについてさまざまな批判を繰り広げてきた。自身の事業に関する情報発信にもツイッターを頻繁に利用してきた。

 マスク氏は今回の出資が公表された数日前、新たなソーシャルメディアプラットフォームの創設を「真剣に検討している」と語っていたが、具体的には明らかにしていなかった。同氏は以前のツイートで、「民主主義が機能するためには言論の自由が不可欠だ」と述べ、投票機能を使って「ツイッターはこの原則に厳密に従っていると思うか」と質問。200万人以上の回答者のうち70%が「ノー」と答えた。

 ツイッターのパラグ・アグラワルCEOは5日、同社が数週間にわたってマスク氏と対話を重ねてきたことを明らかにした。ツイッターの共同創設者で、同社取締役でもあるジャック・ドーシー氏は、マスク氏を歓迎する意を示し、「彼はこの世界とその中でのツイッターの役割を深く気にかけている」とツイートした。

 マスク氏がツイッターでどのような変革を進めようとしているのか、自身の胸中にはあるとしても、具体的には明らかにされていない。ただ、彼が投資家として加わったことは、成長実現の難しさを幾度も経験しているツイッターに揺さぶりをかけるものになる。マスク氏の出資というサプライズで、ツイッターの4日の株価は27%高と、1日の上昇幅としては過去最大を記録。翌5日も約4%上伸した。

マスク氏のツイッター株保有数は?

 マスク氏は4日、ツイッターの株式9.2%を保有していると明らかにした。同氏が証券当局に届け出た書類によると、保有数は約7350万株。4月1日の終値ベースで29億ドル(約3590億円)に相当する。

マスク氏はツイッターのオーナーになったのか? 大株主なのか?

 マスク氏はオーナーではないが、同社の筆頭株主となった。今回の出資により、マスク氏の保有株式数は、同社の共同創業者で前CEOのドーシー氏や、資産運用大手バンガード・グループなどの大株主の持ち分を上回った。

ツイッターへの出資はマスク氏自身にとってどのような意味があるのか?

 マスク氏はこれまでも積極的にツイッターという企業の価値観に疑問を呈してきた。同氏は、ツイッターへの出資開始後のここ数週間に、言論の自由に対するツイッターの取り組みや、競合するソーシャルメディアプラットフォームを自身で立ち上げる構想についてツイートしていた。

 ABバーンスタインのアナリスト、マーク・シュムリク氏は、マスク氏が取締役に就任したことで、同氏が「実際に騒ぎを起こす」立場になったとみており、「彼は車のバックシートからフロントシートに移動した。おそらく、事実上のドライバーだ」と述べている。

ツイッターにとってはどのような意味があるか?

 ツイッターのパラグ・アグラワルCEOは5日、マスク氏の取締役就任を歓迎し、「彼は当サービスの熱心な支持者であるとともに強烈な批評家でもあり、長期的に当社を高めるために、ツイッターおよび取締役会に必要な存在だ」とツイートしている。

 マスク氏はそれに対し、「今後数カ月でツイッターを大幅に改善するために、パラグやツイッター取締役会と協力することを楽しみにしている!」と返している。同氏は4日、ツイッターのフォロワーに対し、ツイート後に編集できる機能を追加すべきかどうかについてアンケートをとった。

マスク氏はツイッターを支配できるか?

 ツイッターが証券当局に提出した文書によると、マスク氏の取締役任期は2年となっており、任期中に14.9%を超える同社株式を所有することはできない。マスク氏が取締役である限り、ツイッターの買収は事実上できないということになる。

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