造語
下記のロイターの記事にある「財政ファイナンス」という単語は日本だけだという事実。世界に無い認識をわざわざ造語して国民を騙す。FRBもECBも行っています。そして、財務省の官僚が書いた原稿を恥じらいもなく読む財務大臣の無能さを批判するマスコミも無し...。情けない。財務省のポチが生み出した「財政ファイナンス」という言葉の意味は、政府が発行する国債を日銀が買い入れることらしいのですが(笑)、日本はずっと日銀が買い入れてきましたし、それがどうした!?国債を中央銀行が買い入れ、国債の利払いを政府が行い、利息収入は日銀が政府へ納めるという、実に簡単な話です。これの弊害があるとすればインフレ。しかし日本はインフレではないので、2%安定を求め、2%以上が続くまで‟財政ファイナンス”とやらをやればいいのです。アホが喋ってバカが聞くような国会と報道に、ほとほと嫌気がさします。
日銀保有国債の一部永久化、財政ファイナンスとのそしり受ける懸念=財務相
3/8(火)
[東京 8日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は8日の参院財政金融委員会で、国民民主党が提案する日銀保有国債の一部永久国債化について、財政ファイナンスとのそしりを受ける懸念があり、多くの問題があるとの見解を示した。大塚耕平委員(国民民主)の質問に答えた。 鈴木財務相は 緩和の出口のあり方を含めて具体的な金融政策の手法に関しては日銀の独立性を尊重するとした上で「財源確保のために日銀保有国債の一部を永久国債化することは、政府が日銀の機能を利用して財政調達を行うことになるものと考えられ、財政ファイナンスとのそしりを受ける懸念がある」と述べた。その上で「財政・金融政策の独立性に対する信認が損なわれ、日本国債の金利が急騰する恐れがあるなど国民生活に多大な影響を及ぼし得る多くの問題点がある」と語った。 岸田文雄首相は昨年10月の国会答弁で、財源確保の一つの手法としての日銀保有国債の一部永久国債化について、安定財源の確保、あるいは財政の信認確保の観点から「慎重に検討する必要がある」との認識を示した。鈴木財務相は、実施の問題点を踏まえながら「(首相の発言に)あわせていきたい」と語った。
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