チャイナ・ウィルス
日本での論議、マスコミの報道でかけている一番大事な事。原因の追究。
共和党が過半数を取る中間選挙後は、本格的調査に乗り出すと宣言しています。原因追及無しに何の論議なんですか!?
【社説】新型コロナ、研究所流出説の新情報
2022 年 2 月 18 日 13:31 JST
新型コロナウイルスの発生源を世界が知ることは、永遠にないかもしれない。しかし、世界的大流行が3年目に入った今になってもなお、興味深い情報が現れ続けている。新型コロナウイルスが研究所から流出したとの説を裏付ける新たな証拠が、ハンガリーの2人の科学者によって偶然発見された可能性がある。
ゲノム解析のためにある中国企業に送られた土壌サンプルから得られた遺伝子データ標本が、新型コロナウイルスの元になったウイルスに汚染されていた可能性があることが、最近公表された彼らの論文の中で示唆されたのだ。一部の科学者からパンデミックの発生源だと信じられている武漢ウイルス研究所(WIV)も、同じ企業を使っていた。
サンプルが2020年初頭に分析されたなら、新型コロナウイルス感染が広がり始めていた時期でもあり、他の研究者が新型コロナウイルスの研究をしていたときに、サンプルが汚染された可能性はある。しかし、中国が最初にウイルスを特定したと発表した2019年12月末より前に分析がなされていたとなると、それは疑わしくなる。
ハンガリーの論文は査読がされていない初期原稿であるほか、一部の科学者は既にその重要性に異議を唱えている。新型コロナウイルスの研究所流出説は、時間の経過とともにもっともらしいものになった一方、一部ではより厳密な調査で、期待外れの結果が出ていた。
しかし、世界は既に、研究所流出説を真剣に捉えるべきであることを十分に分かっている。ウイルスは中国の武漢という都市から出現した。WIVにはコロナウイルスを研究してきた長い歴史があり、機能獲得実験も行っていた。機能獲得実験は、ウイルスをより感染力の高いものに変えたり、新たな種に感染できるものに変えたりする可能性がある。米当局者は世界的感染拡大以前から、WIVの安全実績に疑問を投げかけていた。
中国政府はまた、科学的な調査、とりわけ新型コロナウイルス関連の調査で透明性を欠いている。新型コロナウイルスの起源を調査する役割を担った国際的科学者の中には明確に利益相反となっている者がいる。WIVとの協力関係にあった米国人もまた、十分な透明性を持っていなかった。
数人の共和党下院議員は先月、バイデン大統領に対し、「新型コロナウイルス起源に関する議会指導部メンバーへのわれわれの委員会からの要請に回答がないことに懸念を表明する」との内容の書簡を送った。共和党下院院内総務のケビン・マッカーシー氏は今年秋に選挙で共和党が多数派を占めることになれば、同党は調査を行うと明言した。ウイルスの起源、米国の関与の度合いを解明しようと努めることは、世界の公衆衛生に役立つだろう。
0コメント