ジェノサイドと太陽光発電

下記は、経産省の‟詐欺的に偏った”発表を検証もなく垂れ流すNHKの記事です。全く裏の取れない話です。


2030年時点の発電コスト 太陽光が最安に 原子力を初めて下回る

2021年7月12日 18時49分

経済産業省は、2030年時点の太陽光の発電コストが原子力のコストよりも下がり、電源別で最も安くなるとの見通しを示しました。太陽光パネルの値下がりが主な要因で、原子力を下回るのは初めてとなります。

国の「エネルギー基本計画」の改定に向けて、経済産業省は2030年時点で発電所を新たにつくった場合の発電コストについて分析し、12日の審議会で示しました。

それによりますと、1キロワットアワー当たりのコストは、

▽事業用の太陽光で8円台前半から11円台後半

▽原子力は11円台後半以上

▽LNG火力は10円台後半から14円台前半

▽石炭火力は13円台後半から22円台前半となっています。

6年前の試算で最も安かった原子力は、安全対策のための費用が膨らみ、発電コストは1円以上、上がりました。

一方、太陽光は4円程度下がり、最も安くなりました。

発電コストで太陽光が原子力を下回るのは初めてとなります。

ただ、太陽光発電は天候による発電量の変動が大きく、実際にはバックアップのために火力発電を確保する必要がありますが、その費用は計算に含まれていません。

このため、経済産業省は発電以外にかかる全体的なコストについても議論していくとしています。


太陽光と風力は「補完エネルギー」にしかなりません。また、かつては国内メーカーやアメリカ、EUのメーカーもがんばっていましたが、今やチャイナの独占市場になっています。ウイグルで生産されるポリシリコンが市場の過半数を占め、ウイグルで生産されるモジュールがしじょうの70%以上を占めている太陽光発電は、アメリカ、EUの新たな制裁対象として調査中です。このタイミングで経産省が太陽光押しに出る意図がわかりません。NHKは「発電コスト 太陽光が最安に」と経産省のバラ色試算を持ち上げていますが、ハーバードビジネスレビュー誌は、ソーラーパネルは従来試算の50倍の廃棄物を出すため、2035年、発電コストは4倍になると試算した論文を発表しています。「太陽光発電の経済性は、業界がゴミの重さに耐えきれず、一気に暗雲がたちこめるだろう」と書かれていることを官僚が知らないはずないのです。東日本大震災の復興協議会で会ったエネルギー関連の経産省の役人はヤヤコシソウな連中でした。あまり詳しく言えませんが...。

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