いくつかの
今日はいくつかの記事を取り上げます。先ずは中山議員。よく言った!!パッパラパーですが歳相応に勉強しているようで安心しました。台湾は日本、日本は台湾なのです。よく言った!!
「台湾は友人ではなく兄弟」中山副大臣、中露の圧力に対抗する必要性を強調
2021年6月30日 18時07分
中山泰秀防衛副大臣は6月28日、中ロ間の協力関係から生まれた世界への脅威が増大していると警告を発した。また、中国共産党が台湾や香港に対する圧力を強めるなか、中共が独自に主張する「一つの中国」理論を国際的に容認しつづけることに疑問を呈した。
米シンクタンク「ハドソン研究所」での対談企画にオンラインで出演した中山氏は、「日本は台湾の友人ではなく、兄弟だ」と明言し、「民主主義国家である台湾を守らなければならない」と、中国から台湾に対する圧力に国際社会は対処する必要があると呼びかけた。
中山氏は、中国とロシアが相互に協力し合うことで、長距離ミサイルの開発や頻繁な領空侵犯などの脅威が深刻化しているとした。中山氏は世界地図を手に取ってカメラの前に掲げ、中国の最新の攻撃範囲と大陸間弾道ミサイル巨浪3号(JL-3)の射程範囲を示した。このうえで、中国とロシアは米国の東海岸やホワイトハウスまで狙っている可能性があると述べた。
また、中山氏は、1970年代以降に日本や米国を含む多くの国が認めた、中共独自の「一つの中国」理論に疑問を呈した。これにより、中共は台湾の独立した自治を否定し、統一を正当化している。中山氏は「これでいいのだろうか」と述べ、各国首脳に対して再考を促した。
さらに、民主主義国家は互いに、台湾を守ることを呼びかけた。「民主主義的な国々はそれぞれの同盟国を、独裁者から中国とロシアから守らなければならない」と語った。さらに、安全保障の領域は、空、海、陸、サイバー、宇宙に加え、電子戦も含まれると付け加えた。
日本にとって中国が仕掛ける台湾の危機は、安全保障上の脅威とみなされている。岸信夫防衛相は25日までにブルームバーグの取材に応じ、台湾の平和と安定は「日本に直結している」との認識を示した。台湾の有事は、少なくとも沖縄に直接影響するとみられる。沖縄県最西部は台湾から110キロと近く、沖縄本島には何千人もの米軍が駐留している。
中山氏は、インド太平洋でより積極的に行動する中国やロシアに対して、防衛だけではなく、「抑止力を示さなければならない」と述べた。例として、敵の攻撃の射程外から発射できるスタンドオフミサイルの設置や、中ロが開発した極超音速巡航ミサイルを探知する新たな衛星群を打ち上げを挙げた。
また、日米両軍の相互運用性を維持するために、日本はステルス戦闘機「F-35ライトニング2」や他の技術を米国から購入しており、さらには、両軍の活動を理解するために継続的な演習を行っていると述べた。「日米は今や最も強力な同盟であり、他の同盟関係とは比較にならない」と強調した。
加えて、中山氏は、菅政権は有権者に対して、防衛費増額のための説明を行わなければならないと語った。日本の防衛費負担は過去9年間で増加しているが、国内総生産(GDP)の約1%にとどまっている。さらに、防衛費の50%は給与に充てられているという。
下記は、中国共産党の幹部を養成する中央党校の蔡霞元教授が、米スタンフォード大学フーバー研究所(Hoover Institution)に28ページに及ぶ長文「体制内からの観点(Insider’s Perspective)」を寄稿したことの記事です。長年、チャイナに進出し中共を傍で見てれば分かります。蔡霞元教授が言う通り、中共は巨大でも強固でもなく「張り子のトラ」で中身はスカスカです。中共をいかに打破するかという問題も大事ですが、中共が瓦解した後に起こる移民、不法移民、犯罪組織の蔓延など、「その後」を考えておくべきです。特に日本は近隣諸国でもあり親中派も多い国ですから、「その後」は毅然とした態度と規律で挑まねばなりません。
共産党幹部養成学校の元教授、「中共は張子の虎」「崩壊に備えよ」
2021年6月30日 21時34分
中国共産党結党100周年(7月1日)を控え、中国共産党(以下、中共)の幹部を養成する中央党校の蔡霞元教授は、米スタンフォード大学フーバー研究所(Hoover Institution)に28ページに及ぶ長文「体制内からの観点(Insider’s Perspective)」を寄稿した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル (WSJ)が29日報じた。
蔡氏は寄稿の中で、「過去40年間の米国の対中政策は、共産党指導部の米国に対する敵意を強化しただけだ。習近平氏の指導の下で、中国(共産党)はもはや接触政策を有用とは考えていない」と指摘した。
WSJよると、欧米の政治家やアナリストの中には、米国の対中外交政策は「功を奏していない」と考える人が増えているという。
蔡霞:「中国は飢えた龍の野心を持つが、実際には『張子の虎』に過ぎない」
蔡氏はまた、米国を中国の侵略から守るために、米国の対中政策を「賢明な防御策」に置き換えなければならないと、そして中国に攻撃的な圧力をかけるべきだと指摘している。なぜなら、中共は想像以上に脆弱であるからだという。
「中国共産党は見かけ上、強大そうに見えるが、習近平氏のリーダーシップの下で、矛盾と自己懐疑がより顕著になったため、飢えた龍の野心を持っているが、その実際は張子の虎に過ぎない」と蔡氏は考えている。
「ワシントンは共産党の突然の崩壊に備えておくべきだ」と発言した。
また、蔡氏は、過去数十年の間に、米国の政策立案者はいくつかの重要な事件で誤った対処をしたと指摘した。
「例えば、1989年の天安門事件後の米中関係の修復、中国の世界貿易機関(WTO)加盟への支援など、米国の甘さが中国共産党をより大胆にした」
「米国政府は中国(共産党)を競争相手と見なしているが、しかし中国企業は常に米国を敵対的相手と見なしてきた」と述べた。
蔡氏はさらに、「中国共産党内部は米国の力を恐れている」とも指摘した。
そのことは、中共の用語にも表れているという。例えば、「台頭」というワード。米国から「対抗」と思われるのを避けるために、「平和的台頭」というワードを「平和的発展」に置き換えたという。
中国を震え上がらせた蔡氏の2つのビデオ
68歳の蔡氏は中共幹部を養成する中央党校を2012年に退職するまで、15年間も党高級幹部たちに共産党理論を教えていた。
彼女は観光で米国に渡った際に、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染拡大の影響で、帰国できなくなった。
そして、彼女の録音がネット上に流出し、話題となった。
昨年6月に流出した同氏が親族や友人との集まりでの発言に、習近平国家主席を「暴力組織のボス」、共産党を「政治的ゾンビ」と批判していた。
また別の録音の中では、彼女は中共と中国国内の情勢について詳細に分析していた。
「9千万人いても、たった一人(習近平)をどうすることもできない。それは体制に原因がある」と共産党を真正面から切り込んだ。
「中国共産党の体制はもう出口はない、改革はもう意味がない。中国共産党は必ず見捨てなければならない」と蔡氏は切り捨てた。
その後、蔡氏は「国の名誉を傷つけた」として党籍を剥奪され、年金などの退職者待遇が取り消された。
2020年12月、蔡氏は米外交問題評議会(CFR)が発行する国際政治経済ジャーナル「Foreign Affairs」に、「失敗した党、とある体制内関係者と北京の決裂」と題する文章を発表した。
彼女は文章の中で「20年に及ぶ躊躇、困惑と苦痛を経て、私は暗闇から抜け出す決意をし、中国共産党と徹底的に決裂することに決めた。また、習近平による大後退も、すぐに私にそうせざるを得なくさせた」と書いた。
陳用林:蔡氏は体制内の一員であるがゆえに、彼女の告発はより強力
駐シドニー中国領事館元外交官・陳用林氏よれば 蔡氏は長年、党イデオロギーの発展に尽力してきたため、彼女の声は中国以外の中共の批評家よりも信頼できるとした。
「蔡氏の中国共産党への批判は、中国共産党の教えとシステムに損害を与えるだろう。なぜなら、彼女は体制内の人物だからだ」と指摘した。
北京は、党結党100周年に向けて、習近平氏の功績をアピールしている。蔡氏のような学者もこの記念日を利用して、習氏の権威主義的な指導スタイルが国を危険な方向に導いていると警告を発している。
コロンビア大学の政治科学教授であるアンドリュー・ネイサン(Andrew Nathan)氏は先週末、WSJ紙に寄稿した文章の中で、「中国では世代交代が進んでおり、より多くの自由な思想を持つ人たちが立ち上がるだろう。これは中国共産党の将来に不利だ」と指摘した。
米政治学者でスタンフォード大学フーバー研究所の上級研究員ラリー・ダイアモンド(Larry Diamond)氏は蔡氏の声明に対し、「彼女は、米国の多くの中国問題学者の最近の主張を裏付けた、初めての共産党体制内の重要人物だ」と述べた。
最後に今日の記事。捏造機関の共同通信社の記事です。共同から記事を買っている地方紙の多くも記事にしていました。これは一部だけを抜粋したキリトリ記事。キャンベル氏の発言は、「台湾国民が(国民と言っています)台湾独立を望み、それを台湾政府が表明してからの話だ。現状では、アメリカは台湾との非公式の強固な関係を重視するが、台湾の独立は支持しない」と言ったのです。左巻きの姑息なキリトリは常に気を付けねばなりません。
台湾独立は支持しないと米高官
2021年7月6日 22時17分
共同通信
【ワシントン共同】米国のキャンベル・インド太平洋調整官は6日、「台湾との非公式の強固な関係を重視するが、台湾の独立は支持しない」と明言した。
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