デジタル通貨
デジタル通貨は避けられない世の中になっていきますが、それは‟すぐに”という訳ではありません。紙幣ができ紙幣経済が経済全体を持ち上げたときと違い、紙がデジタルになっても経済が上昇するシナリオは考えにくいからです。チャイナがデジタル人民元に躍起になっているのは、一言で言えば『人民元に信用が無いから』。世界はドル決済で動いており人民元などどうでもいい存在です。また、ドルで決済するため、チャイナの貿易状況がアメリカに筒抜けになることも嫌なのでしょうが、仮にデジタル人民元になったところで、チャイナ支配が確立している中央アジアの○○スタンの国々とイランくらいじゃないですか、賛同するのは。多分、アフリカでも多くはドルにしてくれというはずです。
無論、日本の状況も同じです。紙とデジタルが併用され、煩雑になる初期段階。特に、造幣局、印刷局は財務省の植民地ですから財務省は抵抗するでしょう。田舎に住む老人から見れば「デジタル?なんじゃそれは??」でしかないでしょう。デジタルに移行するなら、国庫から出る支出、予算だけじゃなく、国会議員への支払いや特殊法人、NPO等の税制優遇がある団体。当然新聞社も含まれます。国民の資産や税金を使うのですから、デジタル通貨にして、追跡できるようにしていくべきですね。ヤヤコシイ団体の詐欺まがいの公金詐欺は無くなり、アホな議員の屁理屈並べた支出もなくなります。デジタルのいいところは、誤魔化しが利かないというところですから、何をさておいても多くの議員が反対するでしょう(笑)。
下記は、IMFにいた頃から、時々、訳の分からんことを言うラガルド氏。ECBがデジタル化されなければEUは埋没すると話していますが、この人、基本的にレフトサイドの人で、多少、全体主義好きの傾向がありますから、デジタルにして監視したいのです。
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