昨日の続き

国連理事国のロシアには国際司法の決定は効きませんが、ハッキリさせるために必要な措置でした。反対しているのはロシアと中国だけ(笑)。わかりやすい連中です。国連憲章23条で「中華民国、フランス、ソヴィエト社会主義共和国連邦、グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国及びアメリカ合衆国は、安全保障理事会の常任理事国となる」と常任理事国が定められています。『中華人民共和国(中国)』ではなく『中華民国(台湾)』、『ロシア』ではなく『ソビエト社会主義共和国連邦』なのですから、もう、中国とロシアを国連から追い出すか、中国とロシアを加入させない新たな国連を作る時期にきたということです。もとはルーズベルトの欺瞞から始まった国連という組織は、設立時点から間違っていたのです。

さて、下記の記事は長年ここで書いてきたことをウクライナも思っていたという記事です。ウクライナがチャイナに先進兵器を供与していた件は別として、ウクライナを含む東欧はドイツを信用していないことが垣間見れる一件です。



ゼレンスキー氏、独を批判 経済一辺倒、「欧州に新たな壁」 議会演説

3/17(木) 

 【ベルリン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、ドイツ連邦議会(下院)でビデオ演説した。

 支援に謝意を示す一方、ドイツはロシアとの経済関係を深めて戦費を稼がせた上、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟などの要望をはぐらかし、ウクライナと欧州の間に「新たな壁」をつくることに加担してきたと批判した。

 ゼレンスキー氏は、ドイツが計画凍結を余儀なくされたロシアからの天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」について、以前からドイツに「戦争への準備だと警告してきたが、受け取った答えは経済的な計画だということだった。経済、経済、経済だ」と、ドイツが土壇場まで計画を維持したことを糾弾した。

 その上で「今、ベルリンの壁ではなく、欧州に自由と不自由を隔てる壁ができている。その壁は爆弾が落ちるたび、ウクライナを助ける決定が見送られるたびに高くなる」と述べ、ショルツ独首相に「壁を壊してほしい」と訴えた。 

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