クリーンエネルギーと全体主義①

左翼は太陽光と風力しか推進しません。太陽光と風力はエネルギー密度が極端に低くベース電源になら無いにも拘らず、恐ろしい金額の血税が投入されています。民主党政権時に福島沖に600億円をかけて建設した風力発電は使い物にならず、さらに100億円をかけて撤去というバカバカしい事態ですし、太陽光発電のために国民は10%以上高い電気代金を払い、間接的には政府の補助金対策で納税者一人当たり年2万8千円の負担をしています。熱海の土砂崩れでも明らかなように、メガソーラーは山林を破壊し災害の引き金になります。例えば下記の写真。


何もない荒廃した地域なら太陽光は有用でしょうが、送電できる距離に限りあるため意味を成しません。しかも、発電パネルの耐久性が無い現在の太陽光発電ではランニングコストの増大も避けられない状況です。クリーンエネルギー先進国と言われ称えられたドイツは、その政策が根本的に間違いであったことを日本のマスコミは報道しませんが、中国製の太陽光パネルを買い、それが多くのトラブルで使い物にならなくなり、この冬はエネルギー不足でロシアからのガス価格の値上げでドイツはフラフラです。

下記は、国際エネルギー機関(IEA)が発表しているグラフですが、このグラフそのものが『加工』されています。



左の縦軸を足すと1兆4千億ドル弱、右の縦軸を足すと左と同額となっていますが、これは明らかに間違いで、右軸のクリーンエネルギーは2兆5千億ドルを下回ることはないというのがエネルギー市場の見方です。つまり、再生可能エネルギーを推進し続ける限り、エネルギー代は高騰を続けるのです。 産業革命は、機械化によりコスト低減につながるから革命たり得ました。コストが上がる自然エネルギーを嘘で固めた屁理屈で推進する理由はどこにあるのでしょうか。

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